灸あたりでぐったり。鍼灸治療にも副作用はある
漢方薬に副作用があることは世間に知れ渡ってきました。しかし鍼灸にも治療を受けたことで逆に体調が悪くなることはあまり知られていないような気がします。
マッサージや整体の副作用というと「揉み返し」という筋肉痛のようなものがありますが、鍼灸の副作用は「針あたり」「灸あたり」と呼ばれています。
灸あたりになってみよう
お灸のやりすぎによる「灸あたり」という副作用、教科書には「お灸をしすぎるとだるくなり、対処法は静かに寝かせておけば治る」とうような感じで書かれています。
しかし学校のテストにも出題されなさそうな、超軽い触れよう。国家試験の過去問にも出てこないので、灸あたりが何かどんな状態かわかりませんでした。
というわけで、灸あたりになってみましたよ。
用意したのは、せんねん灸お徳用×2つ。1箱で280個なので、2箱560個。
全裸になって胸からお腹、ふともも、すね。ひたすら火ぃつけてモクモクやっていきます。
せんねん灸の煙って結構すごくて、換気扇回してても部屋が真っ白になるくらい煙たくなります。窓開けたら火事だと思われるんじゃないかと心配して、換気扇だけで耐えましたよ。
1箱半を使ったところで、すっげーーメンドい!
ぜんっぜん何ともないし、やめよう。ってことで立ち上がろうとしたら体が重い(汗)
高熱が出たような感じで身の置き場のないような感じがありました。
で、具合悪いことに気づいたら、そこから急に体調悪化ですよ(汗)
これ、本当に寝てるだけでいいの?
想像以上の苦しさ。結局、スポーツドリンクを飲んで時間が過ぎるのを待って、ようやく回復したのでした。
漢方薬だけでなく鍼灸治療の副作用もけっこう怖い(涙)