パッキャオも刺す美容針。格闘家と筋トレする人が受けるべき2つの理由
先日マツコ会議で放送された美容針。僕が想像していた顧客層は美意識高い方々で、特に女性が多いのかと思っていました。ところがプロボクサーのパッキャオ選手までも美容針の施術を受けているのです!
3分12ラウンドで最大36分ものあいだ顔を殴り合う、美から程遠い人が受けていることに驚きました。先生の説明では「殴り合うと顔が腫れるので、そのむくみ取り」とのことですが、それだけでなく競技者として現役を長く続けるためにも美容針は必要な施術だということに気づきました。
歯をくいしばる競技の人は絶対受けるべき
僕は総合格闘技のチームに所属しているので打撃も組み技もやりますが、どの競技も全て歯を食いしばります。長年こういうことをやっていると効きアゴとでも言うのでしょうか、僕なら左アゴで特に強く噛むクセがあります。すると何がおこるのか。
噛む力に左右差が生まれ、顔がゆがむだけでなくバランス感覚も狂う
体幹トレーニングする人は分かるでしょうが、目線のぐらつきや僅かな筋力の左右差など微妙な体のゆがみによってバランスを崩してしまいます。
バランスボールに乗ってスクワットするときは、股の締めや左右の足の力の入れ具合など、全ての筋力を均等に力を入れないと難しいです。
バランスボールの上で片手片膝をつき、フリーになった手足を体に引き付ける瞬間も、筋力を均等に維持しなくてはいけません。
こうしたバランス感覚は、アゴの筋肉が凝り固まっているとわずかに狂ってしまいます。つまり美容針でアゴの筋肉をほぐすことは高いパフォーマンスを出すために必要な施術と言えます。
とりわけボクシングというウィービングやスウェーなど上体を激しく動かしながら攻撃するスポーツのトッププロともなれば、わずかなバランスの狂いを一瞬見せた瞬間に攻撃をたたきこまれKOされてしまいます。
ボクシングに限らず、ほとんどのスポーツではバランス感覚は必要であり、それぞれの手足に必要なぶんだけパワーを伝えるなら美容針によるアゴの凝りをほぐすのは大事なことと言えるでしょう。
ボディラインの美を追求して高重量筋トレする人、顔のシワに気づいてますか?
最近は美しいプロポーションを作るためにウェイトトレーニングを取り入れる女性が増えました。特にお尻の形を綺麗にするためヒップスラストや高重量バーベルスクワットなどが人気で、確かにお尻の形をはじめプロポーションは綺麗になり若々しく見えます。しかしながら高重量筋トレではどうしても顔にシワがよってしまいます。とりわけストイックに美を追求する人は「ほどほどで留めておこう」なんて妥協はしないでしょうからアゴの筋肉だけでなく目じりや頬にもシワが寄ってしまいます。
たとえばボディビルダーのパルンボ井若選手。彼を見ていただくと分かるのですが、左の目じりおよび口周りにシワがあります(画像の親指側)。
ボディビルほど筋肉を求めないとしてもストイックに美を追求する方なら、軽いウェイトを鼻歌交じりにできる程度で自分を甘やかしてなどいないでしょう。
せっかく美しいボディラインを作りあげるなら、顔のシワにも気を配りたいですよね。