チンコプロジェクトの作業中に、勝手にファイルをDLされるのは萎えるだろうな
僕は15年ほど前、インターネット接続料で20万円くらい請求されたことがある。
当時のインターネット回線はプロバイダに電話をかけて通信をしていたのだが、色々なウェブサイトを巡回していたら電話番号を書き換えるプログラムによってイスラエルのプロバイダに電話がつながってしまい、「国際電話料金+イスラエルのプロバイダ料」で合計20万円ほど請求された。
そのうち8万円のプロバイダ料は返還してもらえたのだが、国際電話にかかった12万円は払わなくてならず、諦めるしかなかった。
最近のニュースで、チンコプロジェクトが巨大なファイルのダウンロードによって高額な通信費を請求されかねない状況になったようだ。マイクロソフトのwindows10更新プログラム17GBのファイルを勝手に送り付けられるためにダウンロードにかかる通信費が莫大な金額を請求される可能性があったのだ。
もしファイルを完全に落とした場合、87,000万ドルにもなったかもしれないという。
Windows10の自動更新プログラム、アフリカのNGOを危険にさらす | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
野生動物の保護活動を行うNGOのチンコ・プロジェクトはつい先日、思わぬ捕食者に出くわした──マイクロソフトだ。
慢性的な資金不足で固定回線もなく、ネット接続は高額の衛星通信に頼っているNGOにとっては死活問題だ。もしダウンロードが最後まで終わっていれば、通信料は8万7000ドルに上っていたという試算もある。
プロジェクトメンバーが定額回線の場所でアップデートせずにチンコ自然保護区に向かったことも悪いのかもしれないが、プロジェクトに必要なソフトウェアが動かなくなる可能性もあるから難しいところだ。しかし強制アップデートによる苦情は世界中で噴出しており、その声はマイクロソフト社にも届いているはずなのだから、マルウェアのような振る舞いをせずに、堂々とアップデートするかどうかの選択肢を表示してくれればいいのに。
引用元の記事にもあるが、もしチンコ自然保護区で密漁者と戦闘になったときに更新プログラムが走ったら、まさに死活問題だ。
なぜか2つあるチンコプロジェクトのウェブサイト
日本語で普通に「チンコプロジェクト」と調べてもチンコ自然保護区のウェブサイトは出てこず、チンコのスペルを調べるためグーグル検索で「チンコ 英語」で調べてみた。
検索結果は僕が想像どうりの下品な英単語だった。
そんなわけで、チンコプロジェクトのウェブサイトを見つけるのに少し苦労した。
しかも、ウェブサイトは2つある。最初はチンコ自然保護区とチンコプロジェクトのサイトかと思ったが、なぜか2つともチンコプロジェクトだった。
どっちも似たような構造のウェブサイトだし、書いてある内容もほとんど同じなので、片方消せば慢性的な資金不足も、ほんの少しは緩和される気がするのだが、プロジェクトメンバーはそのへん気にならないのだろうか。