NHKあさイチ「賢く代謝を上げる」について補足したい話
美容とダイエットに深く関わる代謝機能。
代謝が高ければ肌ツヤは良くなるし、シワもできにくい、太りにくい。
代謝能力がほどほどに高いのは良いことづくめです。
その代謝能力、寝転がっていても勝手にエネルギーを使ってくれる「基礎代謝」と運動することでエネルギーを使う「活動代謝」に分けられます。
NHKあさイチ情報によると「運動で基礎代謝をあげよう」というのは難しく、運動により1Kgの筋肉量を増やしたところでカロリー消費量は14Kcal増加する程度です。
日常生活での細やかな動作を多くすることが基礎代謝を上げるコツなのだとか。
また肝臓を大事にすることも代謝を上げる重要な要素。
これからクリスマス・忘年会・新年会シーズンなので特に肝臓は大事にしたいですね。
あさイチ情報に補足。代謝および基礎代謝と筋肉量や運動について
さて、NHKあさイチで語られた「筋肉を1Kg増やしても基礎代謝によるカロリー消費量14Kcalしか増えない」という内容について。
これはある程度正しいのですが、筋肉を1Kg増やすための運動そのものが活動代謝を上げるのと、さらに運動によって内蔵の代謝量も上がります。
したがって運動で筋肉をつけることは太りにくい体を作る上で大きく差が出ます。
「運動で痩せる」というのはかなり難しいのですが「太りにくい体にする」という意味で重要です。
ダイエットの大敵はリバウンド!!
カカオ含有量70%以上のチョコレートより良いもの
基礎代謝の20%を占める肝臓。これをいたわるために「カカオ含有量70%以上のチョコレート」を食べよう。というお話しについて。
なぜチョコレートかというと、カカオにはポリフェノールと食物繊維の含有量が多いので、肝臓の働きを良くするのだとか。
ただし70%を超えると「苦い」ということでお勧めしないとのことです。
つまり、健康のための摂取として美味しさを求めないのであれば100%ココアが良いことになります。
また砂糖は血糖値を急上昇させることにより、体内の炎症レベルを上げます。
健康や美容ダイエットのために摂取するなら、苦いとかマズいとか我慢しましょう。
運動みたいに面倒で何分も時間をかけるものではありません。
カカオ粉末をお湯に溶かして摂取するなんて一瞬ですし、慣れれば平気です。
代謝アップ運動
あさイチでいくつか運動を紹介していましたが、番組前半に出てきた「日常生活でこまめに体を動かす」という方法、敢えて運動をする時間をつくるなら効率良く短時間で済ませられるものをお勧めします。
例えば20秒全力で動いて10秒休憩するタバタプロトコルで下記の運動。
- バーピー運動(腕立て伏せの態勢からジャンプして腕立て伏せの状態に戻るのを繰り返す)
- マウンテンクライマー(腕立て伏せの状態でその場ダッシュ)
- スクワット
これを2セット。つまり8分もやれば充分かと思います。
また運動前にコーヒーを飲んでおくとカフェインの効果により能力や代謝量が上がるのでお勧めです。
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