1日4000本の赤ワインを飲むとアルツハイマー病を予防できる
赤ワイン、まだまだコーヒーに負けてない
最近のコーヒーブームは凄いもので、飲んで良し、尻に入れて良し、1日3杯で万病予防できるような話も聞きます。
一方で赤ワインの話はあまり耳にしなくなりました。しかし、ひさしぶりに神経学会誌で赤ワイン効果の論文が発表されました。
アルツハイマー患者に朗報か、実験薬が効果示す 米研究アルツハイマー病患者を対象とした臨床試験で、抗酸化物質のレスベラトロールを凝縮した実験薬について、病状の進行を遅らせる可能性を示す結果が出たとの論文を発表した。レスベラトロールはブドウやチョコレート、赤ワインなどに含まれることで知られる。同物質を凝縮した実験薬がアルツハイマー患者に用いられるのは初めて。
今回の臨床試験は、高濃度のレスベラトロールを凝縮した実験薬の安全性と効果を検証する目的で全米21の医療機関の研究者が実施。アルツハイマー病の患者119人に、赤ワインのボトル1000本分に匹敵する量のレスベラトロールを含む実験薬と、偽薬を服用してもらった。
その結果、1年間にわたって実験薬を1日4錠服用した患者は、偽薬を服用した患者に比べて、髄液に含まれるアミロイドベータタンパク質の値が高くなることが分かった。
アルツハイマー病の患者は脳内にアミロイドベータタンパク質が蓄積する一方で、脳以外の部位では同タンパク質の値が低下する。今回の結果は、このバランスを変えさせて、脳に蓄積した同タンパク質を体内に循環させる作用がレスベラトロールにある可能性をうかがわせている。
ただし、レスベラトロールを服用した患者の脳内のアミロイドベータタンパク質の値が低下したかどうか、認知機能の低下を抑える効果があったかどうかについては判断できなかった。ただ、歯磨きなどの日常行動を忘れずに行う能力がやや改善するなど、認知力の向上をうかがわせる兆候も見られたという。
上記の実験で用意された薬は『赤ワイン1000本分を凝縮した薬を、1日4錠、それを1年間服用』です。
つまり、毎日4000本の赤ワイン相当のレスペラトロール。
アルツハイマー病予防のためだけなら、薬のほうが良いのでしょうが、赤ワインには風邪予防やがん細胞の成長抑制など、体に良い成分が色々ありますし、酒は百薬の長ですから、ぜひそのまま飲みたいですね。
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