うんこか脂肪か。腸で吸収されないものが行きつく先
ギャル曽根さんをはじめとして、大食いタレントでも太ってない人いますよね。
なぜ大食いタレントが太らないかというと、胃袋が大きくなりすぎて、体に栄養を送る管がつぶれてしまっているのだとか。その結果、栄養が吸収されず大量に食べた後のトイレはすごい量をするらしいです。
しかし白沢卓二医師と、順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生は「吸収されない栄養は脂肪になる」とおっしゃってます。
@DIME アットダイム|ジャンル|コラム|“自然痩せ”のカギを握る「腸内フローラ」を育てる方法
医師である白沢卓二氏と、順天堂大学医学部教授の小林弘幸氏による『ちょっと盗み聞きしたくなるスーパードクターの健康会議』では、「腸内環境がよくなれば、自然と痩せてくる」とされている。実際、腸内環境が整った患者が、3~5kg自然と体重が落ちた例もあるという。そもそも、腸は栄養を吸収するための器官だ。しかし、腸がうまく機能しないと、栄養をきちんと吸収することもかなわなくなる。吸収されずに残ったものはどうなるかといえば、脂肪として蓄積されてしまうのだ。
腸で吸収されなかったら、うんこになると思うよ。先生。
吸収不良症候群という病気もあります。
消化管で脂肪が十分に吸収されないと、便は軟らかく量が多くなり色が薄くなり、ひどい悪臭がします(この状態は脂肪便と呼ばれます)。この脂肪便は便器の中で浮いたり、便器壁に付着し、流そうとしても流れにくいことがあります。ある種の糖類の吸収が不十分だと、急激な下痢や腹部膨満、鼓腸が起こります。
吸収不良はすべての栄養素の欠乏症、またはタンパク質、脂肪、糖類、ビタミン、ミネラル類の選択的な欠乏症を引き起こします。吸収不良があると、通常は体重が減少します。吸収不良の症状は、何が欠乏しているかによって異なります。たとえば、タンパク質不足は、全身のむくみ(浮腫)、皮膚の乾燥、脱毛を起こします。
つまり、脂肪が十分に吸収されない吸収不良では、体重減少やむくみになる。ということです。
むくみなら体重が増えるかもしれませんが、それでも「吸収されない栄養が脂肪として蓄積される」という話しにはなりません。
脂肪になるかどうかは別として、腸内フローラの改善自体は大事
腸内フローラとは腸内の様々な菌が集落をつくり、それが色鮮やかで、まるでお花畑のように見えるから。ということらしいです。この腸内フローラのおかげで、新参者のおかしな菌が入る余地が無くなり、病気にならない。ということです。
もし、腸内フローラがしっかりしていないと、侵入してきた菌が繁殖して病気になってしまいます。
腸内細菌と言えば、「善玉菌」「悪玉菌」という言葉が思い浮かぶかもしれませんが、腸の中には実に100兆匹以上、数百種類もの細菌が住んでいて、その細菌の出す物質が、私達の美容や健康に様々な影響を及ぼしていることが分かってきました。がんや糖尿病などの病気から、肥満やお肌のシワなどの体質まで。
さらには、その影響は脳にまで及び、うつ病とも関係しているのではないかと考えられています。
NHKでもこのように取り上げていますが、腸内フローラはまだ研究段階です。
ただ、研究段階とはいえ研究が進むのを待つよりは、とりあえず菌活とか肉、魚、野菜をバランス良く食べることを心がけて腸内環境は良くしておきましょう。
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