1対1の付き合いを大事にするドッグトレーナー根田さん
ドッグトレーナーで起業した根田さんにお会いしました。
彼は「犬の殺処分を0にしたい」という目的を持っており、その殺処分理由の中から「しつけに手を焼いた末に飼い主から見放されたわんちゃん」を救うためにドッグトレーナーという職についたとのことです。
わんちゃんの話
※土田の解釈間違いもあると思うので、下記の話を実行する前に知識と経験のある方に相談ください。
しつけとおやつの関係
「しつけをしたら、ご褒美のおやつを与える」
この関係の重要性について力説していました。
飼い主は気まぐれで躾をしヨシヨシ~って撫でて終わりにする。
一方で喜ぶ姿を見たくて犬が何かしたわけでもないのに、おやつあげてしまう。
こういう行動、やりたくなりますよね💦
だってカワイイんだもん(笑)
でも、これだと飼い主と犬という関係が崩れてしまう。
「しつけは仕事。おやつは給料」
根田先生は静かに刺さる言葉を使います。
「タダ働きは良くないし、ニートに小遣い与えるのも良くない。」
飼い主の気まぐれが、わんちゃんを飼いずらくしているのです。
広すぎる場所で飼うのも好ましくない
犬って走り回るイメージあるじゃないですか。
気持ちよくワーーっとはしゃげる場所で飼いたい✨
広い庭だから元気に走り回れるでしょーー♪
・・・って、これも良くない。
人間は良かれと思ってすることでも、わんちゃんにとって広すぎるのは不安になるのです。
飼い主が良かれと思ってやることでも、わんちゃんには迷惑なこともあるのですね。
人と向き合うとき1対1の関係を大切にする
根田さんと僕の出会いはスナックキャンディ札幌のイベントでした。
芸人の「ホームレス小谷さん」と会うとき、そしてキャンディで行われた誕生会。
この2回根田さんとお会いしたのですが、彼ははほとんど喋らないので僕のなかで「とっても静かな人」という印象を受けました。
その彼から1対1でサシ飲みに誘われたのです。
無言の気まずい時間を過ごすことになったらどうしよう💦
でも、この心配は無用でした。彼は静かだけど深い話をたくさんするのです。
- 集客についてインターネットに頼るよりも実際に人に会い、ちゃんと深く話をしたほうが良い。
- 読書は1冊を7回読み、3回目はノートにメモを取る。別の本でも同じ話が出てきたなら、それはとても大事。
- 世の中はものすごくシンプル。複雑にしているのは人間で、色々な道具や考え方に惑わされるけれど、もっとシンプルに考えた方が良い。
- 皆がやることをやってはいけない。皆がやっていることで突出することはできないのだから。絶対にその他大勢になってしまう。
他にも植物や地球環境についても語ってくださり、興味深い話ばかりでした。
起業家とか自営業になる人のイメージって、あらゆる場面で情報発信をしSNSを使いこなすイメージでしたが、ネット戦略には手を出さず完全に対面で会うことに振り切った方です。
根田さんの魅力を一言で表すなら
桃李もの言わざれども、下自ずから蹊(みち)を成す
といった感じでしょうか。日本風に言い換えると
桜は宣伝なんかしなくても人が集まって勝手に花見をする
みたいな感じです。
何事にも深い考え方をする方なので、ぼくの軽い質問にも「おぉっ!」となる深い返事をいただける素晴らしい方でした。