鍼灸院くらさろ跡地

次がんばるぞー


ホームレス小谷さん座談会感想と車椅子自由人

はりきゅう院くらさろにて開催いたしました「ホームレス小谷さん札幌座談会」。

無事に会を終えることができました。

参加者の方々から、お帰りのさい「楽しかったよ」と握手してくださったことは主催者として何よりの喜びです。

 

ホームレス小谷さん座談会|札幌市豊平区中の島の治療院、鍼灸院くらさろ

ホームレス小谷さん座談会|鍼灸院くらさろ

ホームレス小谷さんとは

お笑い芸人・キングコング西野さんの家に居候するも、家賃4万円を2か月滞納したせいで部屋を追い出されホームレスとなる。

このホームレス状態を動画配信したり、「1日を50円で小谷さんを使うことができる」というサービスをインターネットショップで売り出すうちに、多くの人と関わることで現在のような知名度と人気を獲得した。

※詳しくは鍼灸院くらさろに置いてあるホームレス小谷さん自叙伝で読むことができます。

なお60分以上の鍼灸治療をご予約のお客様には無料で配布いたしております(無くなりしだい終了)

 

車椅子自由人・森居祐木さん

今回のホームレス小谷さん座談会では、もうひとり僕の尊敬する人に参加してもらいました。

車椅子自由人・森居佑木さんは多くの障害をお持ちで、車いす生活をしています。

毎日体はどこかしら痛むし、その上10月中旬という寒い季節の移動は相当つらかろうと思われます。

それでも、ホームレス小谷さんとの座談会を楽しむために来てくれました。

 

ameblo.jp

(土田は)「一番楽な姿勢でいてもらえたらいいから、何でも言ってくださいね!」と言ってくれました。
こういう言葉や発想は、障がいがあるとかないとか以前に私という人間を受け入れてくれてるからなのかなぁと、私は思いました。
事前にどの姿勢が楽か聞く、それで準備をしてくれるそれは私をみなさんと全く同じに、当てはめようとか同じにしようとする訳ではなく時間を共有する方法を考える、という事だと思ったのです。
私をみなさんと同じにしなければならないという事よりも私は私なりの楽しみ方でいいみなさんと同じでなければ楽しめないという、枠すら取っ払ってくれたのがすごくいいなぁと思いました。
それはもう、障がいがどうとかではなく私を、そしてもちろん、他のみなさん全てを今を受け止めているからこそできること。

((中略))

障がいは個性という事は私一人ではできない。
障がいを個性としていくことは周りの人たちが私を障がいを含めて森居祐木という人間だと受け止めてくれてそこで本当の意味で『障がいは個性』と言える気がする。 

森居さんは自分が行動を起こすとき必ず他の人の手を借りる必要があって、このお願いをするときに勇気を出しているのです。

人にお願いをする勇気。僕は森居さんの心の強さを尊敬しています。

車椅子生活というだけでなく、目も悪いし話しをするのも普通の人と同じようには話せない森居さん。

僕は彼女への配慮もしつつ、一方で我慢してもらうべき点についても話しました。

一方的に自分の要求を通すのではなく、全員に優しくありたいという僕の心を汲んでくれての参加は本当に嬉しく思いました。


◆お知らせ◆

 

傘の忘れ物あります。取りに来られる方は必ず電話連絡かフェイスブックのメッセンジャーやLINEで連絡ください。

訪問治療に出ている場合、突然いらしても治療院に居ないことがあります。

【保管期限】10/31まで。ただしご連絡あればお越しくださるまで保管しておきます。

 

 

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