鍼灸院くらさろ跡地

次がんばるぞー


極真の発行するマスコイン、けっこう良さげ?

押忍!いろんな格闘技をつまみ食いしまくった割に何も身についていない僕だけど、ロマンあふれる格闘技話は大好きだ。特に極真空手創始者である大山倍達(ますたつ)の逸話や名言は面白くて心に残る。とりわけバカ受けしたのが

長期間の山籠もりで女に飢えすぎたせいで、山菜取りのおばちゃんに欲情した。

という話だ。「女特有のいい匂いがして山の中を走り回って見つけたら山菜取りのおばちゃんだった。ガッカリ感はあるのにムラムラがおさまらない自分の情動に参った。」みたいな話がある。(昔読んだ話だから若干違う表現だけど)

 

f:id:cloudsalon:20180120230307j:plain

さて、カリスマ大山倍達の死後は分裂騒動とかゴタゴタして大変なことになっていたけれど、今は他団体と和解して交流も盛んにしている。
昔はダンス空手と呼んでバカにしていた伝統派空手のルールにも歩み寄り、オリンピック種目となった空手競技の盛り上げに協力したりと色々オトナになったものだ。

そんなオトナになった極真がこれから手をかけるのが

 

仮想通貨「マスコイン!!」

 

なかなか面白そうでしょ?これ僕の中では他の草コインより良さそうに思えるんだよね。

 

良さそうだと思う理由

新興国の道場では通貨危機時にお金として機能しそう

新興国や途上国のお金はビットコイン以上に信用ならない。有名なところではジンバブエドルで、リュックにギッシリ詰め込んだ札束の価値がパンひとつ分でしかなく紙屑同然となってしまった。

そういった国ではアメリカドルが流通したりするけれど最近はビットコインを使う人が増えているようだ。なので仮想通貨に対する「食わず嫌い感」は日本ほど強くない。

それにブラジルをはじめとする新興国や途上国では護身術として格闘技が盛んで、極真空手は新興国の若い門下生にマスコインを広められる土壌がある。

  

実際に使う用途が想像できる

月謝と昇級昇段審査、さらに大会での賞金としての使い道があることは大きい。単なる投機対象と違い、道場主の生活費捻出など実需の売りが一定数あるので価格の安定という面では他の草コインより優れている。ギラついた投機家ばかりでないので、急上昇したら利益確定が入りやすい。

 

師範の言葉に逆らいづらい組織だからこそ

これはある意味悪い面かもしれないが、空手という縦社会の中で「自分はコインに手を出しません」というのは言いづらい。師範や先輩による「マスコインを使うと良いよ!」という勧誘を断ることは難しい。

体育会系の部活やサークルに在籍していた人なら分かるだろうか。強制では無いけれど従うしかない雰囲気のおかげで半強制的に裾野を広げることができる。

 

f:id:cloudsalon:20180120230433j:plain

仲間外れになりたくないという状況も門下生は手を出す

WAONを毎回レジで少額チャージする人みたいに、月謝や昇級昇段審査など「コインを使うのはその場限り」という門下生も多いだろうけれど、価格の上下動が道場内で話題になるため「ホールドして一喜一憂する感覚を共有したい」という需要により価格は下支えされる。

また、先輩や仲間がマスコインで金持ちになっている中で自分だけ機会損失に耐え続けるのは苦しいだろう。そんなところから手を出してしまう人も多いはずだ。

 

僕はマスコインに手を出さない

さて、ここまで書いておいて言うのもなんだけど、僕はマスコインだけでなくビットコインをはじめとした全仮想通貨に手を出す気はない。というのもウォーレンバフェットの教え「分からないものには手をださない」というのを守っているからだ。

億り人が多数生まれアーリーアダプターたちが大儲けしているのを悔しがりながらも、いま自分がお金に困ってるわけじゃないから無理にギャンブルへ突っ込む必要は無い。

 

足るを知る

 

この言葉を胸に、欲に目をくらませることなく淡々と日常を過ごしつづけようと思う。

 


 

www.cloudsalon.net

www.cloudsalon.net

www.cloudsalon.net