望ましい人間関係のありかた
「人付き合いなんて無い方が良いのよ。」
これはマツコ・デラックスさんが「5時に夢中!」という番組内で言ったもので、夕刊フジに掲載された75歳男性の投書「かかりつけ医師に言われた人付き合いについての悩み」に答えたものだ。
男性が医師に言われた内容は下記の2点。
- 人と交わらないとボケる。
- 次に会うまでに最低5人、初対面の人と会話をしなさい。
しかも男性自身は人間関係には困っていないので、マツコさんの言う「余計なストレス」となってしまい、確かに体に悪い。
さて、マツコ・デラックスさんおよび投書の話は別として、人間関係はどのような状態が望ましいのか。
大量の論文データを紹介している「パレオな男」さんの記事を引用しながら考えてみよう。
マツコ「人付き合いはないほうがいい。他者がいるから人は苦労する」医師の「最低5人の初対面相手と会話しろ」に猛反発 | キャリコネニュース
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体に与える孤独感の影響
賢い人にとって友だちが多いほど人生の満足度は低くなる
まず、賢い人にとって関わる人間は少ない方が良いという研究内容です。
頭の良い人は大きな目標に向かっているので、友達と遊んでいる時間をもったいなく感じ、結果として友達が多いほど幸福度は減少するという内容です。
ただ、この結果に付随して「頭の良い人は気分の浮き沈みも激しいので人間関係を煩わしいものになりやすい」というデメリットからの観点も紹介しています。
どのみち「賢い人の幸福度は付き合う人を増すと下がる」という結論です。
孤独は体内の炎症レベルを上げる
次に、大多数の人にとって孤独感は体に悪いという話です。
孤独の健康リスクは運動不足や不健康な食事と同じぐらいかも | パレオな男
孤独死や会話をしないことによる認知症リスクなど直接的なデメリットの他に、孤独感は体内で炎症レベルををあげるという内容です。
体内の炎症レベルを上昇させてしまうと、 常にストレスを感じ続けたり、老化を早める原因となります。
人間関係は量より質
アンチエイジングや健康寿命の観点から、人間関係の重要性について語られることは多いのですが、重要なのは「人間関係は量より質が大事」ということです。
SNSで1000人以上ものフォロワーさんを抱えているからといって幸せなわけではありません。
コメント付け合ったり実際に会って話をしたり、それなりに深い関係を築くことのできる人間関係が重要です。
鍼灸院くらさろが孤独感を癒すためにイベントを開く目的
鍼灸院くらさろでは開催する定期イベントは、本来の目的とは別に「孤独感の解消および体験を共有できる人間関係の構築」も考えております。
さて、12月5日に「針治療&姿勢改善コラボレッスン」を予定しており、姿勢改善という目的と同時に体験を共有できる仲間を見つけませんか。
フェイスブックページでの「参加」もしくは「興味あり」をポチッとしてくださると嬉しく思います。また電話での問い合わせや受付もいたしております。