『メモの魔力』の「はじめに」の感想
動画配信サービスSHOWROOMの前田代表が書いた「メモの魔力」。タイトルだけで買いたくなりますよね。「今年のクリスマスプレゼントはこれ!!」って感じ♪
この本の「はじめに」をキングコング西野さんがブログで公開していした。
前田裕二最新刊『メモの魔力』の「はじめに」全文無料公開!! | 西野亮廣ブログ Powered by Ameba
著者、前田さんの気になるメモ内容
「ギター弾き語りの路上ライブで生計を立てる」という難しいことをやってのけた前田さん。成功できたのはメモをとって工夫をしてきたからだと言います。
- どうすればお客さんが集まるのか。
- どうすればリピーターにできるのか。
- どうすればお客さんがお金を払ってくれるのか。
仮説をメモして「PDCA」を繰り返していたといいます。
これ、いったいどんなことをメモしていたのでしょうね。
メモの魔力 The Magic of Memos
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想像してみてください。路上でギターを奏でていて、多くの通行人が通り過ぎる、
酔っ払い、仕事帰りのサラリーマン、二次会のカラオケに向かう大学生集団、ドンキホーテ帰りの金髪ファミリー。
その中で気まぐれで足を止める人、投げ銭してくれる人。
毎日同じ場所で同じ時間に弾き語りをすれば、少しはお客さんもつくかもしれません。
思い出の歌がどうとか、どこから来たの?とか、たわいもない雑談もあるでしょう。
これらをメモしてお客さんのことを覚えるくらいまでなら理解もできます。
でも「どうしたらお客さんを集めてお金払ってもらってリピーターにするのか」ということを考えた場合、なかなか思いつくことって無いですよね。
著者の前田さんがどんなメモをしたのか気になります。
メモを取ることの効能
心理学や記憶力に関する論文を分かりやすく紹介しているメンタリストDaiGoさんによると、覚えておきたいことは多彩なチャンネルからインプットするとよく覚えるのだそうです。
どういうことかというと、「頭の中で浮かんだ思いつき」というのはすぐ忘れます。
ここでメモを取ると「視覚・手を動かす動作」のチャンネルからもインプットできまするので記憶を定着させる一助となります。
さらにメモを取ることで情報を整理したり、ぼんやりしたイメージをはっきりさせる効果もあります。
圧巻の自己分析1000問
メモの魔力は「自己分析」についても書かれています。
孫子の兵法書というビジネス界でよく知られた書物にも「敵を知り己を知れば 百戦危うからず」という言葉があるので、己を知るのはメモの魔力についている巻末付録「自己分析1000問」に答えることで済ませられます。
また自己分析の問いをお客さんに置き換えて考えれば「敵を知る」という作業も終わらせられるかもしれません。あとは行動あるのみです。
ちなみにメモの魔力の発売日は12月24日ということで、発売日当日に買えなければ重版に対応する印刷所が年末休暇に入ってしまい、手に入らない可能性もあります。
予約しないと手に入るのは1月終りかもしれませんよ(笑)