興味惹かれる自己紹介
今週のお題「自己紹介」
新年度ということで、はてなのお題は「自己紹介」なんだけど、でもさー他人に興味を持ってもらえる自己紹介って難しくない?
「私は鍼灸師のつちだです。40歳不惑というわりに人生で一番の惑いまくりで・・・」
って語ってもクソ面白くないし印象に残らない。退屈の極みだよね。
まぁそうは言っても、これから開業するにあたって自己紹介は必須なので、何か参考になりそうな自己紹介を見てみよう。
お笑い芸人ゆにばーすの自己紹介
僕が最も素晴らしいと思っているのは「ゆにばーす」というコンビのお笑い芸人だ。
- 新興宗教の広報担当と、その教祖でやっています。
- 見た目冴えない眼鏡と、女装したビートたけしでやってます。
- 猛獣使いと猛獣でやってます。
だいたいこんな始まり方で、途中にも【爆弾魔、知能犯、アパホテルの社長、クッキングパパの娘】みたいな自分たちの特徴を入れた漫才を繰り広げる。
これに似てるのが麒麟の川島さんがやっているインスタグラム。人物写真に何か似てるものをハッシュタグで入れてくる。あだ名を付けるのに似てるけど若干長いので他人を紹介する一言みたいになっている。
王女と自動手記人形(ヴァイオレットエヴァーガーデン外伝)
アニメだと第5話にあたる「王女と自動手記人形」。これの小説版には王女の自己紹介とヴァイオレットを表現した数行の紹介文がある。
わたくしがわたくしに至るまでの材料
わがままと涙と白椿が小さじ一杯。
寂しさといら立ちとアルベルタ(世話人)が大匙二杯。
道具として扱われる悲しさひとつまみ。
未来への不安と希望が仕上げに少々。
そういうもので、わたくしはできていた。
これは王女が意中の王子と結婚をするときの心境などモロモロひっくるめた自己紹介文で、たったこれだけの文章で王女の人生全てがギュッと凝縮されている。
ヴァイオレットの紹介文も合わせて文庫本10×15センチのたった1ページ。だけどこの1ページで心を掴まれる凄い文章だ。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン
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つちだの自己紹介
やっぱさぁ、とりあえずマジメ系で考えたいじゃない。だからヴァイオレットエヴァーガーデンをパクって作ろうと思うんだ。学ぶは真似るって言うしね。
意識高い系とダラダラとそろそろ始めなきゃが小さじ一杯。
遊びに誘って欲しいくせに自分から誘うことのできない臆病な気持ちが大匙二杯。
ビッグマウスとして扱われる悲しさひとつまみ。
未来への不安と希望が仕上げに少々。
この組成は死ぬまで変わらない 。
これを機に自己紹介づくり頑張ろう。ポイント話し始めから30秒でつかむ(出典:和牛さん)