鍼灸院くらさろ跡地

次がんばるぞー


針灸治療の成り立ちと現代の針灸理論

未開の地に住む原住民の医療って興味深いですよね。

たとえば呪術による医療。

病人の治療をするのは呪術師とか祈祷師という肩書きを持った、大麻とか麻薬でラリったおっさんの叫び。

 

ただでさえ頭痛くて具合悪いのにうるさいよ💦

 

僕だったらそう思うのですが、原住民にとってはそれが医療。

我々が苦い薬をガマンして飲んでいるのとあまり変わらないですね。

鍼灸器具。鍼灸院クラサロにて使用

鍼灸院くらさろの鍼灸器具

 針治療はケガの功名、お灸はカイロをエスカレートさせた感じ

体に針を刺したり枯れ草を燃やして火傷をつくることで体を治す鍼灸治療。

昔の人はいったい何考えてたんだろうなって思いません?

 しかも陰陽だとか五行とか複雑な理論も組みあがっているけれど、原始的な鍼灸治療はどうだったのでしょうか。

針治療の成り立ち:ケガをしたから持病が治ったという経験

古代の人は狩りなどで野山を駆け回っていました。

そのとき、石や植物のとげなどで体を傷つけてしまうことがあります。

しかし偶然にできた怪我や出血によって、元々あった持病が楽になるという現象を経験することになります。

しかも同じような現象を何度も経験することで、この現象に関心を持つ人が現れ、こんどは石を使ってわざと傷を作り、持病の痛みが軽減することを覚えていきました。

それから石器時代になると、いよいよ治療用に体を傷つける石を作り始めます。

その医療用の石器を「へん石」と呼び、針治療や化膿した部位の切除といった外科手術に用いられたりしました。

お灸の成り立ち:温める程度では物足りなくなった人達

 お灸の始まりはカイロみたいなものです。

寒い日に火であぶった石を抱いて体を暖めると、関節のこわばりや痛みが楽になることを発見した古代人。

まぁここまでなら納得できます。

しかし、そこからなぜかエスカレートして、体に火傷を作ることになります。

これによって持病の痛みが軽くなることを発見されたのです。

 現代における鍼灸治療の理論

サイバネティクスの学説

最もカッコ良い謎理論は「サイバネティクス(人工頭脳学)の学説」です。

北見工業大学を出て基本情報技術者試験も合格している僕ですが、ほとんど理解できていません(笑)

「生体は何かをフィードバックしてるんだな」くらいの認識です。

どんなに調べても理解はできませんでした💦

針を刺したら神経から電気信号が出て、脳と針をしたところや患部に何がしかの部位で通信するようです。