恐怖で治る!針灸治療という急性ストレス
「ストレス」って諸悪の根源みたいに言われていて、特にキラーストレスというやつは本当に恐ろしい💦
ところがストレスにも2種類あって「急性ストレス」という体に良いストレスもあるんです✨
どう考えても激ヤバなネーミングしてるけどね💦むしろ突然死しそう(笑)
さて、ここで言う急性ストレスというのは「一時的なストレス」のこと。
例えば筋トレとか坂道ダッシュとか、やってるときは心臓バクバクして「あかん、心臓破裂する!」みたいな嫌な気分になるけど、その後スッキリ✨ってやつですね。
針灸もこれと同じで「針刺さるの怖いな、お灸は熱くて嫌だな」という気持ちからの解放感で体を癒します♪
あなたを生かすストレス、殺すストレスの見分け方 - YouTube
活動的にしてくれる急性ストレス
針灸を受けた方からは「腰痛や頭痛が楽になった」という感想の他にも、多くの喜びの声をたくさんいただきます。
- 元気になって部屋掃除できました。
- 運動できるようになって痩せました。
- 気持ちが軽くなりました。
などなど。
針灸治療を終えた後「スッキリした」「体に風が通る感じする」というのは、恐怖からの解放感も一役買ってるんですね♪
東洋医学による恐怖と行動力の関係
東洋医学では「恐怖から解放されると活動的になれる」という説明をしています。
- 腎は恐怖や驚きと関係がある。
- 肝は怒りや行動力と関係がある。
これを「相生(そうしょう)」という関係で見ると「恐怖や驚き(腎)は怒りや行動力(肝)を生む」と読めるのです。
行動力の先にある喜び
怒や行動力を相生関係でさらに先へ進むと「喜」に変わります。
行動したり運動すると達成感などで喜びを生むんです!!
千年以上前に考えられたのに良く出来てますよね(笑)
こうやって感情をぐるぐると回しながら、時には悲しみ時には思い悩み、喜んだり怒ったりして人間は年を重ねてゆくのです。
敵対関係?相克(そうこく)とは
さて、話は脱線して「相克(そうこく)」についても解説します。
これは「攻撃する、あなどる、敵対する」という関係です。
- 怒りは悩み(思)を吹き飛ばす。
- 悲しみが大きくなりすぎると怒れない、行動できない。
悲→怒へのポイントとして、悲しんだ直後は凹むことしかできないけれど時間がたって悲しみが癒える(弱まる)と怒りが湧いてきたり笑う余裕が生まれたりします。
気持ちの変化を手助けしてストレスから解放するのが東洋医学
東洋医学は「七情」といって心のありかたを7つに分類し、それを陰陽五行論に基づき変化させてゆく治療をしてゆきます。
当治療院に週2回通ってくださる方で「針灸治療する前は皿洗いする気力も沸かないほど辛かった」と言う方がいます。
その方がつい先日「友達と温泉に行ってきました」と言ってお土産を買ってきてくれたほど元気になってます✨
うつ病の薬はまだまだ手放せないものの、これほど元気になって毎週楽しくおしゃべりできるようになったのですから、針灸や東洋医学の素晴らしさを再認識させられます。
針灸は怖いと思っている方、一度体験してみてはいかがでしょうか。