タイ式マッサージの流派を、おおざっぱに紹介
自称「世界一気持ち良いマッサージ」として名高いタイ式マッサージ。この自己愛あふれるキャッチコピーに惹かれ、私は趣味としてタイ式マッサージを習ったことがあります。
日本では「タイ式マッサージ」という1つのジャンルみたいになっていますが、実はタイ式マッサージの中にもいくつか流派みたいなものがあり、その中で代表的な「ワットポースタイル」と「チェンマイスタイル」を紹介します。
ワットポースタイル
押す、揉むを中心に組み立てられたマッサージです。指圧や足で押す技術が充実しており、ストレッチよりも揉まれることが好きな人にお勧め。足や体重を使った揉み方が充実しており強揉みが好きな人にも満足いただけます。
チェンマイスタイル
ストレッチ多め。私が思い描くタイ式マッサージのイメージはこれでした。
ブリッジしたりロメロスペシャルのできそこないをやったり。あちこちの筋を伸ばされ、施術後はスッキリというかぐったりというか(笑)
体の硬い人や柔らかくなりたい人におすすめ。
ロイヤル
王族相手に使われるマッサージ。名前から高級感漂う素晴らしいものに思えますが、実は「王族に気を使った、無礼のないように組み立てられたマッサージ」というものです。
上記2つのスタイルから、足で踏む技術やダイナミックなストレッチ技が抜け落ちてソフトなマッサージに仕上がっています。
ゆったりとした時間を過ごしたい方におすすめ。また、ロイヤルにはオイルマッサージを含むこともあります。
たいていの施術者は全部できる
ワットポースタイルとチェンマイスタイルの違いについて書きましたが、たいていの施術者はどっちもできます。ただ、信条といいますか「自分が気持ち良いと思ったマッサージ技術」を組み立てて、その人独自のタイ式マッサージに仕上がっていることがほとんどです。
「1人1流派、2人で3流派」という感じで、施術者の数だけ違いがあるので、相性の良い方に当たることを祈りつつ、タイ式マッサージを楽しんでください。
※私はタイ式マッサージは趣味で習っただけであり、タイ式マッサージの施術をメインで行うことはありません。