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エクストリーム出社という猛毒。早起きは危険

最近メジャーになりつつあるエクストリーム出社。朝起きてから出社までに旅行したり激しい運動をしたり、リア充を超えて頭おかしい人になりつつあるレジャーです。 しかもオックスフォード大学の研究では、早起きがいかに体に悪いかの研究結果を発表しました。

エクストリーム出社とは(wikiより)

 

エクストリーム出社は出社することを目的としており、ゴールまでのプロセスについて、ユニークさや華麗さが競われる。エクストリーム出社中のアクティビティとして『観光、グルメ、キャンプ、スポーツ、史跡めぐり、料理』など様々なことが行われる。ユニークで非日常性をより強く感じられ、リフレッシュ効果が高いものほどよいとされる。ルールは、「遅刻は失格」であること以外になく、注意事項として他人に迷惑をかけないということ。  なお英語に直訳すると英: Extreme commutingとなるが、これは片道90分以上かかる長時間通勤のことを指し、日本語とは意味が異なる。

一文惜しみの百知らずだった『早起きは三文の得』

【リンク】「早起き」すると寿命が縮む!オックスフォード大学の研究で判明 ~心筋梗塞、脳卒中、糖尿病のリスクが倍増 | 賢者の知恵 | 現代ビジネス [講談社]

早起きで得られるものは、せいぜい朝の時間を有効に使えることくらいでしょう。会社に遅刻しないとか休日をいっぱい遊べるとか。しかしながら失われるものは『健康、集中力、健全な精神』と重要なものばかりです。

失われる集中力
ハーバード大学医学部において、朝から夕方までの勤務シフトで働く医者と、昼から夜までの勤務シフトで働く医者の仕事ぶりを比較する実験をケリー博士らが行った。すると、前者の医者は後者に比べて集中力の欠如が見られ、医療ミスが36%も増加したという。
失われる健康
糖尿病、高血圧、より重篤な病気であれば、心筋梗塞や脳卒中、心不全などの循環器疾患
精神疾患
HPA(視床下部-脳下垂体-副腎皮質)機能不全によるうつ病などが判明していますやHPA(視床下部-脳下垂体-副腎皮質)機能不全によるうつ病などが判明しています
慢性的に早起きしていると病気のリスクが3割高くなる
高齢者の理想的な起床時間である7時以降にいつも起きている人と比べて、それよりも早い6時以前に起きている人は、心筋梗塞や脳卒中などの循環器疾患の発症リスクが最大で約4割、糖尿病やうつ病といったその他の病気に関しても2~3割高くなり、またその多くが重篤化しやすいという驚きの結果が出た。

年齢別適正な起床時間と活動開始時間

会社員にとっては当たり前の「9時-5時」という就業時間は、人間の体内時計とかみ合っておらず、研究で導かれた適正な起床時間、活動開始時間は下記のとおりです。

  • 起床時間について
  • 青年期(15~30歳):朝9時
  • 壮年期・中年期(31~64歳):8時
  • 高年期(65歳以上):7時

 

  • 起床後の活動開始時間
  • 青年期:11時
  • 壮年期・中年期:10時
  • 高年期:9時

 

理想の働き方

フレックスタイムを導入しているグーグルは、社員が自由に出社時間と退社時間を決められるようにしている。 そのため、午前中のオフィスは人もまばらで、昼過ぎになってようやく社員たちが姿を見せ始めるという。

仕事に差し支えなければ、昼から夜まで働くほうが健全ですね。「夕活」という、夕方を有効活用するために朝早くから仕事するなんてナンセンスどころか弊害のほうが大きいということになります。