鍼灸院くらさろ跡地

次がんばるぞー


NHK「ごぼうの皮はむかない、水にもさらさない」ぼく「土どうすんの?」

「野菜は皮ごと食べたほうがいい」という話は昔からあり、最近流行っている「ベジブロス」という野菜出汁(だし)は皮や捨てる部分の栄養もスープにして使おう。という素晴らしいアイディアです。

 

でも、ごぼうの皮って・・・どうなの?栄養あるのはわかるけど、土を落とすの大変だよね・・・

 

今日のNHKあさイチ「スゴイぞ ごぼう」より

スゴイぞ ごぼう NHK あさイチ

 

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うまみ成分・グルタミン酸が中心部より皮の部分のほうが5.5倍も多いことが分かりました。栄養を逃さずとりたい場合は、皮をむかないようにしましょう。

5.5倍も多いなら、皮を半分失くしても2倍はあるし。まいっか

ごぼうは皮をむかずに、そのまま食べたほうが良い。というお話でしたが、ごぼうの土って、そう簡単に取れるものじゃないですよね。ためしに、土付ごぼうを買ってきました。

 

なかなか落ちないごぼうの土

買ってきたのは細めの土付きです。。念入りに洗ってみると先端の細い部分は土が落ちるのですが、やはり太い部分はミゾといいますかスジに土が入り込んでいて、ほとんどとれません。

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どうしたら良いものかと調べてみたら、農家の方がブログで応えを出していました。

ごぼうの新常識 剥かない さらさない そして… - 農家が教える野菜の雑学

  • ごぼうの皮は剥くな
  • ごぼうは水にさらすな
  • ごぼうはレンジでチンしろ

 

泥はやっぱり落とす必要がありますよね。柔らかめのスポンジを使ったり、流水やタライの中の水を有効活用するのをすすめます。

 

多少は皮が削れますが、アルミホイルを丸めたもので軽くこするのもアリかもしれません。

 

余談になりますが、こういった観点から、うちのごぼうもなるべく泥付きごぼうで出荷しています。洗いごぼうは、泥を落とす過程でどうしても皮が剥けてきます。

 

「皮の栄養は欲しい。でも土はいやだ。」というワガママに対して妥協案として「アルミホイルで削る」というのが、わりと現実的で気分よく収まるような気がしました。

 

アルミホイルで皮を削った場合、削り具合にもよりますが、かなり皮はなくなります。

結局、太い部分は皮なし、細い部分は手洗いだけの皮つきでいただきました。

 

『水にさらしたくない、皮もむきたくない。でも土は落としたい。』人間の欲は深い