腰痛ぎっくり腰予防に欠かせない「よいしょ」の3つの効果
寒くなると腰痛やぎっくり腰で鍼灸院にご予約くださる患者さん増えます。
治療中の会話で「腰痛予防にどんなことをしたら良いですか?」と聞かれることも多く、予防のためには腰痛体操やストレッチ、筋トレをお勧めしたいところです。
しかし、忙しい方々に腰痛体操やストレッチを勧めても、実行できないストレスが新に加わってしまうと本末転倒で、むしろ体に悪いです。
そこで簡単に腰痛予防できる方法としてお勧めしたいことは、動作前に「よいしょ」を入れることです。
「よいしょ」で腰痛ぎっくり腰を予防できる3つのメリット
年を取ると無意識に出てしまう「よいしょ」の掛け声。恥ずかしいと思って言わよう気を付けている方もいらっしゃるかもしれませんが、ぎっくり腰を防ぐために大事な3つの要素をそなえています。
- 掛け声で体が動作に対して準備をする。
- 息を吐く、もしくは止めて動作することで力を出せる。
- 腹筋に力を入れられる。
ちょっとした動作でも「よいしょ」を言おう
腰痛やぎっくり腰は思わぬタイミングで発症します。
床に落ちているゴミを拾おうとしたとき、車から降りようとしたときなど、重労働でもないのに突然動けなくなってしまいます。
ですから立ち上がり、座る瞬間、何かを持ちあげるときは「よいしょ」を言う習慣つけるのをお勧めします。
「よいしょ」は日本の伝統文化で生活の知恵。誇りを持とう
おじいちゃんおばあちゃんや両親の無意識に発する声を聞いて刷り込まれ、そして大人になった私たちが同じように「よいしょ」と言う。
こうして先祖代々続いてきたよいしょという掛け声。
生活の知恵であると同時に、これから先も長く伝わってゆくであろう言葉です。
腰痛やぎっくり腰予防に欠かせない掛け声「よいしょ」は、日常で使って子どもたちに受け継いでいきたい文化ですね。
・・・でも、やっぱり恥ずかしいよね(笑)
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