品性を悪魔に売り飛ばしてバズらせた鍼灸記事
携帯電話が普及し始めたとき誰もがケータイの便利さについて認識できた。待ち合わせしたり遅刻やキャンセルの連絡が確実に届く素晴らしさは簡単に想像つく。
一方でスマートフォンはどうだろう。少なくとも僕は必要無いと思った。ガラケーの機能を思いつくままにあげるだけでも充分すぎるほどで【インターネット・テレビ&録画・カメラ&ビデオ・メール・電話・アラーム】。ここからさらに何か世界が広がるなんて想像もつかない。スマホなんてボタンが無くて画面でかいだけじゃないか。
それが今ではスマホは手放せないアイテムになっている。買い物はエクセル管理で各種SNSからゲーム、業務連絡に資料作り。これは本当に凄い発明だ。
スマホの利点についてどれほど言葉を尽くしたところで興味ない人に理解は難しく、使い続けて初めてとんでもなく便利なこと気づくことができるわけだ。
鍼灸の素晴らしさを語っても届く相手は鍼灸を知っている人だけ
長々と前置きを語ったけれど、とある鍼灸学生さんが情報発信することに尻込みしているツイートをしていたので、もっと気楽に好きなこと書いて欲しいと思ったのが今日の本題。
でも、一般に広めるとなると正確な情報を提供しなければいけないし安易に情報発信できないなぁと思うのが最近の悩み。
— とある鍼灸学生📪 (@Toto_hatena) 2018年3月16日
さて、悩みを分解して箇条書きにすると
- 目的は、針治療と無縁の人に針のイメージを定着させること。
- 手段として、情報発信をする必要性がある。
- ネックは発信する情報が正確である必要がある。
では、鍼灸治療に対して正確で有用な情報を毎日発信したとしよう。その情報をキャッチするのは針と無縁の人だろうか。頭の片隅にも無い人が検索して「針治療すげー!」とは言ってくれないだろう。せいぜい友人がブログを読んで「針って凄いんですね」というコメントを残すのみ。
スマホの便利さを熱弁したところでガラケー使いの心に響かないのと同様、鍼灸の素晴らしさを熱弁して情報発信しても鍼灸の良さを知っている人からの共感こそ得られるが、無縁の人にはスルーされ本来の目的は達成できない。
鍼灸と無縁の人まで届いた記事の紹介
このブログで多くの人に読まれた鍼灸関係の記事というのは有用性のかけらもない。おまけに品性も無い。 けれど多くの人に読まれたのだから鍼灸に無縁だったり健康に無頓着な人までしっかり届いたものと言える。
- ブックマーク:66
- フェイスブックシェア:71
- ポケット:139
この他にもツイッターでかなりのシェア&リツイートで広まった。
ただ、こうした記事を書くのは少し勇気がいる。
人の体を直に触る「鍼灸の先生」がヒールで踏まれたいなんてシモネタをブログに書くなんてどう考えてもアホだ。なので、こういう例もあるよ。という感じに留めて自分に合った良い方法を見つけて欲しい。
ここで僕が尊敬してやまない「秒速で1億稼ぐ男・与沢翼」さんの言葉で良い感じにシメたいと思う。
口コミを起こすにはどうしたらいいか?
— 与沢翼の名言と与沢塾の秘密 (@yozaemon_t) 2018年3月18日
「常識を超えたとき」にしかバイラルは起こらない。
だから、常識的なことを100回やるより、
非常識なことを1回やる方が効率が良いのだ!
常識的なことを100回やるより、非常識なことを1回やる方が効率が良いのだ!