バースデーソングとして魔法陣ぐるぐるED「風にあそばれて」良い曲だよね
12月といえば、そう!僕の誕生日だね。
Happy birthday to me~♪
後厄で開業した僕ですが、ようやく完全に厄を落とし切りました。
そして「四十にして惑わず」と言った孔子に遅れること3年、凡人の僕も惑いが薄れ自分なりの生き方が見えてきたところです。
孔子の時代より平均寿命が延びている現代、不惑に到達する年齢も後ずれしていると思えば、まぁまぁ僕も孔子と良い勝負で人生を達観できているんじゃないでしょうか✨
さて、誕生日の歌と言われて何を思い浮かべますか?
いろんなバースデーソングありますけど、僕が好きなのは「風にあそばれて」という歌。
25年前に放送された魔法陣ぐるぐるというアニメのエンディングとして使われた曲で「誕生日を迎えるたびに何を祝うのかずっと謎だった」で始まる、ちょっと投げやりな歌詞になっています。
脇道を一人歩く そんな自分に見とれてみたり
歩き疲れたあの人へ冷たい言葉を平気で放つ
調子づいてた小さな自分 風にあそばれて
やっとここに立っていた
調子づいてた小さな自分を認めるのに20年以上かかった
ぼくが調子づくきっかけになったのは18才頃、中国古典に興味を持ったところから始まります。
論語や老子、孫氏の兵法や戦国策に始まって、ビジネス書を読みあさりました。
その知識を実践すべく鍼灸学校を卒業した直後に訪問鍼灸で開業します。
開業費は120,761円。
しかも元々持っていたパソコンと軽自動車を含むので、買い足したものは鍼灸器具とタオル、そして賠償責任保険だけでした。
新規に買い足したものは全部で5万円くらいかな。
当時はHTMLとCSSだけのホームページで「札幌 鍼灸」のグーグル検索ランキング2位を獲得!
とはいえ検索する人も少ないので、他の鍼灸院に勤務しながらのダブルワークでしたけどね💦
それから商工会議所でビジネスについて学び、針灸師になって15年の集大成として万能感たっぷりで鍼灸院くらさろを開業を決意したのです。
ところが!!
自分の考えた鍼灸院の構想なんてとことん浅はか。
知人に相談したりフェイスブックに投稿すると、みんな上手にダメなところを指摘してくれました。
ある人は全否定で、ある人は理論的に。
内装の形から色から天井の照明をどうするのかなど、細かいところまで相談に乗ってもらうたび「頭の良い人は一瞬でいろいろと問題点を指摘できて凄いなぁ」って尊敬しきり(笑)
さらに開業した後もイベントの話を持ってきてくれたりして、おんぶに抱っこ手取り足取りで助けてもらいました。
非力なのに傲慢。開業しなかったら小さな自分に気づけなかっただろうな。
これからの長い人生に必要な最高の宝を得られました。
ようやく気づいたシンプルな道
最近、自分の性格に合わない本を手放しています。
行動力のある著者が書いた本の通りに実行すると、あれもこれもと手をつけてしまった末、すべてが中途半端になってしまいました。
自分が無理なくできることを、しっかりやりきる。
知識も行動も持ち物も最低限に絞って、一つひとつにこだわりを持つことにします。