鍼灸院くらさろ跡地

次がんばるぞー


病は気から?風邪予防には水とお灸がお勧め

「病は気から」

 

たった5文字の大雑把な言葉なので色んな解釈できますが、僕は「気合いがあれば風邪ひかない」というイメージを持っています。

スポーツ強豪校の監督が大事な試合前に風邪ひいてしまった選手を怒鳴るときに使ってそう。

 

「試合前に風邪ひくなんて、たるんでるぞ!気合いが足りん!!」みたいな感じですね。

 

ところが困ったことに現実は真逆で、気合い入れて激しく運動する人ほど風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。

  

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なんって理不尽な💦

 

ストレスを受けると免疫機能が低下するのは定説ですよね。

しかし「気合いを入れる」という緊張状態もまたストレスであるという認識までは、運動の指導者全員に常識として広まっているかどうか疑問です💦

 

ちなみに気合いで楽になる病というのは花粉症など炎症性疾患に関係する病気で、免疫が暴走してる状態に対して、気合いは免疫機能を低下させるため楽にしてくれます。 

 

アスリートは風邪ひきやすい? スポーツ医が語る真実|ヘルスUP|NIKKEI STYLE

ストレスによってコルチゾール(副腎皮質ホルモン)というストレスホルモンが分泌されますが、このコルチゾールに免疫を抑える作用があるんです。

 

免疫機能は常に高ければいいというものでもない。花粉症やアトピー性皮膚炎などに代表されるアレルギー疾患は、免疫機能が働き過ぎて起こる病気だ。いずれにせよ、ストレスがかかるとそれに耐えるためにコルチゾールが分泌され、その影響で免疫機能が下がってしまうという。

  

 

さて、ストレスフルな現代で風邪をひかないようにするためには何をすべきか。

ぼくのお勧めは「高頻度で水を飲む」というものです。

 

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うがいをしたり加湿器で喉を潤するのが正しいなら、しょっちゅう水を飲んでいれば同等以上の効果を得られるので風邪ひかずに済むでしょう。

その代わりトイレに行く回数も増えますけど💦

 

そのうえで、もっと予防に力を入れたいときや大事なイベントを控えていたりするときにお勧めしたいのが「お灸」。

 

お灸で風邪予防!白血球を一時的に増やす 

お灸の効能として、白血球と赤血球と血小板を増やす作用があります。

これは鍼灸院にある専用のもぐさである必要はなく、薬局に置いてあるせんねん灸でも同じ効果を得られます。

 

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しかも!つぼに当てる必要すらなくて、場所は適当でかまわないのです。

「風邪予防には風池、大椎、会谷・・・」などと覚える必要はなく、的外れでもちゃんと効果が出てくれるのは嬉しいですね♪

 

「漢方」と「温灸」は本当に風邪に効くのか | プレタポルテ | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

白血球が増加することは、風邪に対する抵抗力がアップするということが考えられますよね??これ、どこの経穴に施灸するのでも別に効果が変わらないばかりか、なんと、ツボに当たってなくても効果が出るのです。理由は、火傷を起こしたときに傷を治し感染症から身を守ろうとするとき同様、白血球が増える作用を温灸でも惹き起こせるから……なんだそうです。

 

 まぁでも適当でかまわないとはいえ、大事なイベントを控えているときは鍼灸院で風邪に効くつぼに灸をして万全を期してはいかがでしょうか。

 

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