鍼灸院くらさろ跡地

次がんばるぞー


敗者の生命史38億年は強者の生命史だ

テクノロジーの驚異的な発展によって生きるためのスキルが変わってきた。

 

これからは、マジメにコツコツ単純作業の繰り返しをするだけの人はジワジワと落ちぶれてゆき、ツイッターやインスタグラムおよびユーチューブなどでぺちゃくちゃおしゃべりする、情報発信力を持った人気者が有利になる。

 

しかしながら、僕が今からユーチューブやインスタグラムなど新しいことに手を出しても、モノになるまで時間がかかるし、身についてきたと思ったときには次のSNSやテクノロジーが出て使い物にならない可能性がある。  

そこで自分が既に身に着けてきたスキルでどうにか老後を安泰に暮らすにはどうしたら良いかと考えていた。

そんなとき『敗者の生命史38億年』を手に取った。

  

敗者の生命史38億年

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敗者の生命史38億年
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「弱者は天敵から逃げ続けながら環境の変化に順応して生き残ってきた。」というのがこの本の主張だ。 

海を追われて川に逃げ、川の水に順応できたと思ったら次の脅威によって陸地へと追い込まれる。

 

逃げろ。

 

敗者の生命史38億年は「逃げろ。」と主張している。

 

さて、42歳を過ぎた僕の場合、激動の時代を逃げて生き残るにはどこに向かったら良いのだろう。 

いろいろ考えて数日たったある日、気づいたことがある。

これ、敗者じゃなくて開拓者じゃん💦

 

むしろ新天地で生きる強者じゃないか(笑) 

  

大手企業を退職して創業する人、もしくは連続起業家として何社も会社を立ち上げる人みたいに、喜んで新天地に行く人は決して弱者なんかじゃない。

 

新天地に出て行った生き物は、生きる場所を追われたのではなく、自分から積極的に行っている可能性も充分に考えられる。

 

毎日同じ海水の塩分濃度に身を置くことが退屈で、川に行って死の恐怖を味わってみたり、川から陸地に上がって「空気」というものを肌で感じたいと思ったのかもしれない。

 

弱者は動けない

本当の弱者は自分の身に危機が迫っていることを感じつつも、その場を動かずに追い詰められてしまうタイプだろう。

 環境が厳しくなってきたなら、どこかに身を隠すなり新しい環境を探すなりしなくてはいけない。

 

ぼくが老後を安泰に暮らすためには「逃げる」という選択肢も含めて、自分の持っている技術や資産を確認し、行動を起こす強さを身に着ける必要があるように感じた。