針も灸も一度に楽しめるぜいたく手技、灸頭鍼(きゅうとうしん)
通販番組でよくある「あれもこれも付けて、しかもお値段そのまま!」っていうお得感の演出、わくわくしますよね♪
体の疲れを癒す整体も、足や手などあちこち同時に施術してくれたらお得だなって思いませんか?
とはいえ施術者の手は2本しかありませんから、頑張っても2カ所同時が限界💦
そう諦めていらっしゃる方にお勧めしたいのが「針治療」✨
針を刺しっぱなしにする「置鍼(ちしん)」という技術を使うことで、次から次へとツボに刺激を受けられるのです。
手と足に背中や首まで、置鍼を使えばいっぺんに施術できちゃう。凄い✨
しかも!!
そんなお得感いっぱいの針治療を最大限までお得にできる手技があるのです。
灸頭鍼(きゅうとうしん)
針の持ち手部分にお灸を乗せて同時に楽しめるなんて最高にぜいたく♪
落ちないもぐさの不思議
もぐさを丸めて針の持つところにくっつけた治療法。
もぐさが落ちたらどうなるんだ!?
これを見て、心配になった方もいらっしゃることでしょう。
ご安心ください。
もぐさが針にくっついていられるのは、ちゃんとしたからくりがあるのです。
火のついたお灸から出る粘性の成分が針とお灸をつなぐ接着剤の役割をしてくれるんですね。
これがけっこう強力で落とすことは滅多にありません。
とはいえ仕組みは分かっても「やっぱ怖いなぁ」って心が納得しない方もいらっしゃいますよね。
そんな方でも安心して楽しめるよう、切艾(きりもぐさ)という便利アイテムがあるのです。
安定の切り艾
切艾というのは、もぐさを円柱状に固めて切ったもの。
イメージとしては金太郎飴かな。
切艾はもぐさをギュッと固めてあるので、針に挿すとしっかり安定します。
ふわふわ艾とは比べものにならないほど安定感が全然違うのが嬉しい。
灸頭鍼の感覚
見た感じでは、お灸の熱が針を伝って体内組織まで熱を与えそうですよね。
ところが、実は体に刺さっている部分は熱くなりません。
効果は切艾が燃えている熱が肌に届いてほんわか暖かくなるのです。
まるで炭火の近くにいるような、気分の落ち着く温かさを感じられるのが良いのですよ。
ご近所の鍼灸院で灸頭鍼をされているところがあれば、お願いしてみてはいかがでしょうか。
とっても気持ち良いのでお勧めです♪