鍼灸院くらさろ跡地

次がんばるぞー


生島ヒロシさんが整体マッサージで骨折!口コミと料金の他に加えたい治療院選びの判断材料

先日、生島ヒロシさんが「整体マッサージ」で肋骨を折る怪我をしたニュースがありました。

生島さんは空手の黒帯でジムでも鍛えている方なのに、女性マッサージ師さんに折られてしまったというのだから驚きですよね。

こういう事故って施術者の技術レベルや国家資格の有無に関係なくおこりうるのです。

 

なのでマッサージや整体にかかるときは、事故があったときのために賠償責任保険に加入しているお店を選ばれることをお勧めします。  

生島ヒロシが整体マッサージで肋骨を2本骨折「強烈なパワー受けた」 - ライブドアニュース

生島によると、13日にマッサージを受けた際に強烈な痛みを感じ、翌14日になっても痛みがひかなかった。このため、接骨院で治療を受けたところ、肋骨が2本折れていることが判明。

信頼できる医療系のマッサージで、女性のマッサージ師の方なんですが、パワーがすごかった」と笑いながら振り返った。

空手黒帯の生島は日頃からジム通いなどで体を鍛える。過去に対戦相手の攻撃を受けたことはあるが、「肋骨を骨折したのは、人生で初めて。一緒にラウンドしているお医者さんから、『骨密度をまず調べてもらいなさい』と注意されました」と告白した。

 

 

知識豊富だったり上手なセラピストでも怪我をさせることはある

f:id:cloudsalon:20190716161410j:plain

整体やマッサージというのは、どんなに上手な施術者でも怪我をさせる危険性はあります。

また施術者のせいではない場合でも、お客さんがくしゃみをしたり携帯が鳴って急に動いたとか、偶然が重なって怪我につながることもあります。

 

なかには転んだ拍子に腰の骨にヒビが入ってしまい、そのことに気づかず整体を受けたところ、痛みがどんどん強くなってしまったという話も聞いたことがあります。

こればっかりは整体師にとって気の毒な話ですが、それでもお客様の腰痛を悪化させたことに違いありません。

痛みを強くしてしまった責任は整体師にあります。

 

さて、このように整体やマッサージで怪我をされ、病院へ行ったときの治療費や仕事ができなくなった場合の収入に対して損害賠償をお店に求めることになります。

そのとき、施術所のほうで賠償責任保険に入っていなかったら不安になりますよね。

 

逆切れするセラピストの存在

たまに話に聞くのですが、強気なセラピストのなかに施術ミスを認めず逆切れする人がいます。

「お客さんが動くのが悪いんでしょう」

「もともと悪かったのにウチのせいにされても困る」

そんな風に言われてしまうと困りますよね。

  

体を怪我させられて治療費を請求したら逆に怒られる。

体調が悪いし整体にも関わりたくないから泣き寝入り。

悲しいことに踏んだり蹴ったりな状況になっている人もいるのです。

 

そして頑張って裁判で勝ったとしても、セラピストがお金を払わなければそれまで。裁判で勝てば治療費や生活費を払ってもらえるわけではありません。

 

口コミや値段のほかに賠償責任保険に加入しているか確認しよう

賠償責任保険を確認するのって施術者に失礼な気もするし、施術者にとっても「めんどくさい客かも」と警戒されるかもしれません。

でも、このひと手間を惜しむと、万が一のことがあったときややこしいことになる場合があります。

 

とりわけ「整体」という言葉の指す範囲は広く、完全な民間資格の方が医療従事者のようにふるまって施術している場合もあれば、国家資格取得者がインターネット検索や分かりやすさを意識して整体という言葉を使っている場合もあります。

 

f:id:cloudsalon:20190716153629p:plain

 

上の図は「整体」「鍼灸」「接骨」というキーワードでどれだけ検索されているかのトレンドを表しています。

青の整体がキーワードとして突出していることから、多くのお客様が「整体」で検索していることがわかります。

そうなると治療院を運営する側も「整体」というワードで検索に引っかかる必要があるのです。

 

ちなみに生島ヒロシさんの言う「医療マッサージ」というのも難しい言葉です。

国家資格のあんまマッサージ指圧師を指したものか、それとも整体という言葉が医療っぽいから整体マッサージを医療マッサージと言ったのか、鍼灸師の僕でも判断つきません。

 

そんなわけで整体にかかるときは値段と口コミだけでなく、怪我をさせられた場合の保険に加入しているかどうかも判断材料に入れておくと良いですよ。