量子整体を受けるとき「凝ってますか?」と聞かれても返事をしてはいけない
このまえグーグルが世界を驚かせる発表をした。
量子コンピュータの完成である。
スーパーコンピュータで1万年以上もかかる計算を、たった3分20秒で終えてしまったのだ。
あらゆるパスワードを無意味なものとし、改ざん不可能と言われたブロックチェーンですら書き換えるのではないかと恐れられる脅威のコンピュータ。
間違いなく世界は大きく変わる!
量子コンピュータの何がすごいのかと言えば、ぼくらが認識している世界と違う理屈で動いているところにある。
「重ね合わせの状態」をつくることで大幅に計算時間を短縮できるのだ。
重ね合わせの状態について語るとき、最も有名な逸話に「シュレディンガーの猫」という話がある。
- 「毒ガス発生装置とスイッチの入った箱に猫を入れて蓋を閉める。
- 猫はスイッチを押さずに生きている状態とスイッチを押して猫が死んだ状態の2つの状態が重ね合わさる。つまり生きていて死んでいる状態をとる。
- 観測者が蓋を開けて猫を見た瞬間、猫の生死は決定し、もう片方の状態は消滅する。
これの何がすごいのかと言うと、膨大に分岐する計算を同時に考えることができるので大幅な時間短縮になるのだ。
たとえば迷路を探索するとき、普通なら分岐で右の道を行って行き止まりだった場合、次に左の道へ行くという2手かかってしまう。
ところが量子コンピュータなら右と左の道を同時に行くことができるので、あっというまに最適な道を発見できる。
さて、そんなすごい技術だが、既にある分野では実用化されていた。
量子整体起業術 基礎編: ゆらぎ 量子整体が自立型健康志向の社会を創る
アインシュタインですら量子論を理解できず「神はサイコロを振らない」と言ってしまった難しい理論。
グーグルの天才エンジニアが集まってようやく形にした量子コンピュータ。
これがまさか整体という分野では実用化されていたなんて!!
量子整体を受けるときの雑談は気を付けよう
量子整体を受けている最中、体は2つの状態を取りうる。
- まだ痛みのある状態
- 施術により治った状態
さて、ここで問題となるのが施術者との雑談で「凝ってますね」と言われることだ。
この一言で体の凝りは確定してしまう。
そして状態が確定してしまうと、その後は変化しない。
これは光の二重スリット問題で分かったことで、光は観測されなければ波と粒子の2つの状態をとるが、粒子として観測された後のふるまいは粒子のままとなってしまうところに由来する。
つまり、量子整体を受けているときに施術者の「凝ってますね」という一言で体の凝りは確定し、その後は治らないという残念な結末を迎えるのだ。
新しい技術を用いた整体なので、まだまだ未知なる注意点があるかもしれない。
ちなみに鍼灸院くらさろは古典力学の世界で動いています。もし量子整体で症状を確定させてしまった場合は当院でゆっくり治療を受けてくださることを願っています。