香害の自爆テロ
香水や柔軟剤の香りなど人工的な香りによって体調を崩す人がいる。ひどい人になると頭痛やめまいがするようで、日本消費者連盟が香りにまつわる悩みを聞く電話相談「香害110番」を実施したところ2日間で213件もの相談件数があり実に深刻な問題となっている。
僕自身も自分の洗濯物を干している部屋にいると胸やけのような感じがして、香害に苦しんでいる人間のひとりである。しかし香害はやめられない。もはや香害の自爆テロ状態なのだが柔軟剤の効きが弱いと不安になるため香害のジハードは永遠に続く。
香害か加齢臭か
40歳を過ぎたおっさんには加齢臭だとかミドル脂臭だとか色々あって、まーとにかくクサい！もはや姿見えただけで臭いんじゃないか？この不安感をどうやって誤魔化すのか。
いろんな消臭剤ぶっかけ！！
これしかない（涙）香害か加齢臭のどっちかで相手を不快にするなら香害の方が自分にダメージ無い分まだマシ。というか他人のことまで考えてられないよ。自分が傷つかないようにすることで精いっぱいさ。
無香タイプは信用ならない
無香タイプとか香りを抑えた消臭剤や柔軟剤というのも増えていて、香害を気にするならそれを使えばいいのに。って思うじゃない？ ところがアレは役に立たないのだよ（涙）
確かに洗濯した後の服は匂いが消えている。じゃあそれを着て１日過ごしたらどうなるか。さすがに今の科学技術では抑え込めないような気がする。なんとなく気になるし、まだまだ信用できないんだよね。一方で香害のモトになっている人工的な香りは、しっかり自分で認識できるから「効果は長続きしている」っていう実感がある。
実感は安心につながる！安心は行動となり、行動が人生を幸せに導く！
・・・まぁなんかわかんないけど。
相手と密着する運動してたら尚更気になる
僕は健康維持のためにブラジリアン柔術やグラップリングという寝技中心の格闘技をやっている。５分近く対戦相手と密着して、お互いの汗を道着やラッシュガードに染み込ませつつ、それを10人近い人数を相手に回してゆくと、さすがにいろんな体臭が混ざり本当に匂ってくる。
しかも！ここで恐ろしいのが、極まれに女性から「お願いします」と言ってくるのだ。40近いハゲおっさんにとって試練の瞬間である。合気道２段の僕としては触れずに投げる系の遠隔攻撃で仕留めたいところだけど、残念ながらそんな達人技は持ち合わせていない。しかも相手はモダン柔術とかいう知恵の輪職人みたいな技を仕掛けてくる。ゴロゴロ転がされながら首を締められたり関節技を食らったりしてて、もはや何がなんだか分からない。そんなとき道着から香ってくる人工的な匂いが安心感を与えてくれる。
俺も頑張るからお前も頑張れ！
柔軟剤がそう言ってくれているような、スッキリした香りに応援されるのだ。
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ファブリーズのおかげで洗えないものも何とかなる
洗濯機で洗えるものは柔軟剤で済むのだけど、洗えない道具も使うようになるとスプレータイプの消臭剤も必須になる。グローブやプロテクタを汗がついてそのまま放置しておくわけにはいかないし、最も危険なのはファールカップという股間を守る防具で、そこから悪臭が出ると三角絞めがとんでもない超必殺技になってしまう。
そんな恐ろしい事態を招かないようにするためにもファブリーズだって超強力なやつを選びたい。
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男の五大臭に対応できるというのは本当に心強い。こうした除菌消臭剤に支えられて僕の趣味が成り立っているので、香害というのは必要悪であり僕の幸せのために人工的な香りには存在してもらわねばならない。
