猛暑なら水毒なんて気にしてられない。水分補給すっごく大事!
毎日暑いですねー💦 水分補給頑張ってますか?
「美容と健康のためには水分補給が大事!」という話をよく聞く一方で、「水を飲み過ぎると水毒が溜まって体調不良になったり浮腫んだりするよ。」なんて警告される方もいらっしゃいます。
東洋医学の考え方は「なにごともバランス良く。過ぎたるは及ばざるがごとし」ですから、水を飲み過ぎることによる「水毒」という考え方もあって当然。
でもね、とてつもない猛暑になっているのに水毒なんて気にしちゃダメ!!
多少飲みすぎなくらいになってでも、頑張って水を飲みましょう✨
水毒なんて気にするな
「水毒」という考え方は体内にある水が多すぎる状態のことを指し、余計な水分が体に悪さをもたらすとされています。
その悪影響の一例として
- 体がだるくなる
- 浮腫み
- 冷える
- 消化不良
- お腹が痛くなる
- 便がゆるくなる
といった症状を引き起こします。
ただ、熱中症になるよりは水の飲みすぎで体調不良を起こしてる方が幾分マシ。
お腹がゆるくなったり、体がダルくなろうと時間が経てば体内の水分は抜けるのですから、気にせずこまめに飲んでいきましょう。
ちなみに体がダルくなる原因として「ミネラルや糖分の補給をしていない」ということもあるので、スポーツドリンクを飲んだりして汗で抜けた成分を補うことをお勧めしています。
水中毒と水毒を混同すると話がややこしくなる。
水毒による体調不良を恐れる方のなかには「水を飲み過ぎて死んだ人もいる」という話に恐怖感を持つ方もいるかもしれません。
水の飲み過ぎで命を落とした人がいるのは事実で、水の飲みすぎは血液を薄めてしまい赤血球を壊すことにつながります。
水中毒の死亡例として、水飲み大会で8リットル飲んだ人が死亡した例がありました。
ただし、これは8リットルという異常な量を一度に飲んだからであって、1日かけて2~3リットル程度の水を飲むなら問題ないでしょう。
水毒という言葉は範囲が広くて水中毒も含むのでしょうけど、極端な事例を持ち出して適正量の水分補給まで控えるのは怖がり過ぎです💦
健康は常識に従え
意識高い系のスローガン「常識を疑え」という言葉を健康にまで適用するのは危険です。
「目からうろこの健康法」とか「日本人の9割は間違えている健康法」なんてものは正しかろうと間違っていようと、現時点での常識に従うことをお勧めしたいです。
たとえば「ハピズム」というサイトに掲載されている水毒について。
水1日2リットルは間違った美容法! 正しい水との付き合い方とは? - ハピズム
世間で流行っていること、みんながやっていることは、疑うことなく「常識」として受け止めてしまうことは少なくない。しかし、今一度、正しい知識・方法を知ることで、その効果を何倍も得られることにもなるのだ。
この記事は2013年4月28日にアップされており、ゴールデンウィークの暑くなる時期にこれを読んだ方が腹巻きをするなどして体を暖めてしまうと熱中症になってしまいます。
夏を快適に過ごすためには体を暖めたり水毒を気にするばかりでなく、ほどほどに体を冷やして水分補給も多いくらいに頑張っていきましょう✨